「A Life Time of Tiffany ~人生にティファニーを」のメッセージで知られるティファニーの創業者、チャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングの二人は、ニューヨーク市ブロードウェイ259番地に文房具と装飾品の店「Tiffany&Young」をオープン。1837年のことです。初日の売上は僅か4ドル98セントだったそうです。しかし、この日から全てのティファニーの歴史が始まったのです。
19世紀中ごろにはヨーロッパの市民革命で国外に逃れようとしていたフランス貴族から格安でダイヤモンドを仕入れ、宝石商となりました。 1851年からはジョン・ムーアを招いて銀細工製品も手掛けるようになります。ティファニーにシルバーアイテムが多いことの所以です。1886年には1粒のダイヤモンドを6本の立て爪で留める「ティファニーセッティング」が生み出され、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すスタイルが確立しました。
1950年代からはジーン・シュランバーゼやエルサ・ペレッティ、パロマ・ピカソなどのデザイナーとのダブルネームで次々と新作を発表。さらに 1961年に公開された映画『ティファニーで朝食を』を機に「夢と希望と満足を」という創業者の託されたジュエリーが、幸せの象徴として今も多くの女性を魅了。そのデザインは、装飾的なヨーロッパジュエリーとは一線を画すモダンでチャーミングなラインです。
1853年にティファニー本店に備えつけられたアトラスクロックのアラビア数字からヒントを得たアトラスコレクションや、ペレッティが生み出したビーンやボーン、ティアドロップコレクション、ベビーに幸せを託すシルバーコレクションなど、ホスピタリティあふれるアイテムが今も様々なギフトとして愛されています。